ポケットモンスター ココ テーマソング集
体育さんのアリーナ公演の前には聴かなかったこのアルバムを、
数日前から聴いてます。
オリジナルアルバムとはずいぶん違うのですね。
映画ありきのテーマソング集ですから当たり前なのでしょうけど。
これもいいなあ。
言葉尻を跳ね上げる歌い方……
技法の名称がわからないけど、
「♪あーかいーーー↑スイーーートーピーーー(松田聖子)」
みたいなやつ。
普段の体育さんはあまり使ってないけど、このアルバムには時々でてくる。
あと、歌詞の書き方がまったく違う!
オリジナルアルバムには、ご本人いわくの
「響きのいい言葉を羅列してるだけ」の曲、
「自分でも歌詞の意味がわからへん(確か「式」について言うてはった)」曲、
それから、
叙情詩みたいで、解釈が難しかったり何通りにも解釈できたりする曲、
などなどが入っていて、私はどれも好きなのだけど、
「ココ」の歌詞はぜんぶ超明確かつストレート!語彙も平易!
メッセージ性ありまくり!
映画音楽であることに加え、
主な聴き手がいつもと異なるであろうから、ということなのでしょうね。
これは「モーニンググローリー」にも通じることかな。
これまた私は詳しくはないけど、曲の作り方も、
Aメロ→Bメロ→○○→○○という典型的な形式をあえて踏襲してはるような。
メロディーやサビの歌詞の繰り返しは、ふだんはあまりしてはらへんけど、
このアルバムではわざとしてはるような。
色んなことが出来はるなあ。
作詞作曲編曲プログラミングサウンドプロデュースぜんぶ俺!な曲もあるし、
部屋にこもってひとり作った曲が映画の1ピースとしてピタっとはまって、
そして映画とともに公開されていろんな人に届くって、
どんな気持ちねんろ。