平良菜園

平良そわかの、雑記帳、備忘録です。

すわオレオレ詐欺か⁉

 

家電、と書くと「いえでん」なのか「かでん」なのか紛らわしいな。

珍しくいえでんに着信あり、すぐ出た。

若い、たぶん20代くらいの男性。

ボソボソと小さな声で話すからよく聞こえない。

耳を凝らすと「出先で事故を起こして、相手にケガをさせてしまって」云々。

 

これ!!!

オレオレ詐欺ちゃう!?

多分そうや、オモローーー!!!!

ほんで何や、示談に持ち込むためにとりあえず100万が明日までに必要とかか!?

 

それにしても声が弱々しく聞き取りが難しい。

オレオレ詐欺って、ふつう、

「母さん、オレ。助けてほしい」的なセリフから始まるんちゃうん?

とか思いつつ黙って聞いてたんだけど、あまりにもボソボソだから、

「…だれ?」

とだけ言ってみた。

そしたらボソボソ青年は何も言わずに電話口を誰かに譲った。

 

二人目さん(たぶん30代男性)、開口一番、「もしもし、労働基準監督署ですか?」

私「…はぁ!?」

 

オレオレ詐欺にしてはなんかおかしい。

そこは弁護士とか警察官とかを自称する男が出てくるべきとこやろう。

私に対して「労働基準監督署ですか?」とはどういう意図や。

 

30代男性「あ、すみません。間違いました。失礼します、ツーツーツー…」

 

…詐欺ではなくマジの間違い電話だったんかもしれん。

多分やけど、ほんまに20代ボソボソ青年が仕事中に何らかのトラブルを起こし、

その背景(例えば雇用形態とか勤務状況とか)を知りたい30代男性が、

労働基準監督署に問い合わせをしたかったのではないかと。

 

それか、詐欺の事前調査かな。

まず電話してみて、

出た相手がカモれそうなタイプかカモれなさそうなタイプかを見極めるとか。

だとしてもきっと私は対象外認定やろなあ。

 

正体はわからんけど、けっこうオモロかった。