難儀なこっちゃな。。
京都に衣笠丼というどんぶりものがある。
薄揚げ(=関東で言うところの油揚げ)を玉子でとじ、
九条葱を散らした料理。たぶん。
たぶんというのは、京都におったときに食べたことないから。
横浜に越してきてからよく我流でつくってる。
薄揚げ・玉子・青葱または三つ葉のほかに、たいてい鶏挽肉も加える。
おだしたっぷりにすると美味なり。
朝、次男君をバスポイントまで送るとき、
目の前の横断歩道を渡る30代くらいの男性ひとり。
不自然に自転車の前輪を浮かせ、抱え込むような姿勢。
あらー、前輪のロックを外せなくなったのかな…
次男をバスに乗せて車に戻り、さあ帰宅と思ったら、さきほどの男性にまた遭遇。
よく見たら、前輪のタイヤのチューブがぜんぶ外に出て、
しかもスポークや車軸(?と言うのかな)にからまりまくっておった。
浮世絵に描かれる蛸みたいに。
パンクとかそういうレベルやなかった。
なんでそうなったんかはわからんが、きっと通勤途中であろうに、気の毒すぎる。
目的地までずっとそうやって重い自転車を抱え上げて歩かはるんやろか。
彼にそのあと何かいいことも起きますように。
いったん帰宅したあと、畑の手入れに行ってきた。
今日から急に冷え込んだゆえ、水が冷たい!
野菜を洗ったり道具を洗ったりする水が定食屋のおひやくらいの温度で、手が痺れる!
とうとう冬やわ。
なんか今日はカラスが空の高いとこにいっぱい群れて飛んでて、
しかもやたら騒いでて、ちょっとヒッチコックやった。
繁殖期でもないのになんでやろ。
かーちゃんも泣きそうだったよ
少し前の話。
重度障害児である次男の、年に一度の採血検査の日が来た。
がーん、研修医おふたりが採血担当とな。。
案の定へたくそで、右腕でトライ→次男大泣き大暴れ→失敗。
左腕でトライ→大泣き大暴れ→失敗。
少し場所を変えて左腕でトライ→大泣き大暴れ→やっと成功。
大暴れといっても、研修医二人と私、看護師二~三人がガッチリ押さえているので、
腕がすごく動いて採血しにくい、とかじゃない。たぶん。
たいていの小児科医なら一発で決めてくれるし。
健常児の親でも心理的につらいであろう状況だが、それに加えて次男は、
「泣き叫び続けると気管支が腫れて塞がり、チアノーゼになる」人なのである。
そうなっちゃったら入院必至、そして入院したら高確率でICU行きの人なのである。
もう私は見てるのもつらくて泣きそうだは心配だはで心が折れるかと思った。
腕には大きな青あざが三か所でき、止血しきれなかった血で服の袖も赤く染まった。
(ぜんぶ終わって家で見たら、暴れてぶつけたであろう右足と、同じく左肩にも、
青あざができていた。)
本来は当日中に血液検査の結果を聞くはずだったし、
別件で毎日飲んでる薬の相談もしたかったんだけど、
明らかにそんなことしてる場合じゃなくなってしまったので、
いろいろ諦めて病院を出た。
来年以降は事前に病院にネゴって採血を一発で決められるドクターにお願いしよう。
どんな医師でも最初は研修医であり、経験を重ねることによって腕を磨いていくのだ、
という理屈はわかる。
わかるし、例えば私が採血の練習台にされるというのなら全くもって構わない。
しかし、次男君のような子の場合は、リスクがでかすぎるのであるよ。
ああ怖かった。怖かったよう!!
舞茸と春菊のかき揚げ
家で揚げ物はしないのだ。揚げ焼きくらいはしぶしぶやるけど。
だって油の管理と掃除がめんどいんやもん。
なので例えば「とんかつ」とか「天ぷら」とかはほぼ自作したことない。
が、どーーーしても、舞茸の天ぷらが食べたくなった。
売ってるけど、なんか油がべっちょりしてたりして食指が動かん。
なので人生初かもしれないかき揚げにトライしてみた。
といってもやっぱり揚げ焼きやけど。
ほんならなんかうまいことでけた。ちゃんと美味しい!!
たまたまあったから入れた春菊との香りのハーモニーもすばらしい。
またやろう。
と思ったけど、自分で揚げ焼きすると、
「最初に鍋に入れた油ー最後に鍋に残った油=私が摂取した油の量」
ということが如実にわかってオソロシイことこの上なし。
…たまにやることにしよ。
あと自作じゃなくても揚げ物はやっぱり危険だと肝に銘じておこう。。
もうそんなに経ったんか
こないだ、次男の学校の進学説明保護者会に行ってきた。
彼は重度障害児であり、通ってるのはいわゆる養護学校の小学部である。
中学も高校も上についてるので基本的にはエスカレーターなのだが、
いちおう節目ごとに面接等があったりはする。
東日本大震災のすこし前に生まれ、そこから半年ずっとNICU。
退院してからは在宅酸素療法(ありがたいことに今はもうやってない)。
肢体不自由に加え、重度の知的障害、発達障害(自閉症)、睡眠障害。
そりゃあもう大変だったし今もまあまあ大変やけど、じき中学生かー。
思えば遠くへ来たもんだ。
あっ、きのう、原付のルールブック的なやつを買うたよ。
日々車を運転してるからたいていの交通ルールは頭に入ってるけど、
原付特有のルールはしっかり解ってないから、
カブちゃん来る前に念のため予習しとこうと思て。
免許取得以来30年ぶりの勉強、今やるとわりと楽しいわ。
免許つながりで体育さん。
♪免許更新の待ち時間…の、「鴨川等間隔」、
以前ウクレレで弾いてみんとトライせし時は難しすぎて匙を投げたんやけど、
さっき弾いてみたら(前回と同じ楽譜やのに)わりと弾けたぞ。
多少は上達してるんやな~と実感できて嬉しかった、えへ。
齢五十にして原付デビュー決定
ホンダ・カブの原付を買うた。
いろいろ思うところあって原付ほしいねん、
原付いうても好きなんはカブだけやねん、
最寄りの中古バイク屋をきのう見てきたらええのあってん、
どう思う?
とオットに相談したら、ほな今から見に行こ!となり、
見に行ったら、ええんちゃう?となり、
もうちょっと考えますわーと言うていったんは辞去するも、
30歩くらい進むうちに結論が出て、
そのまま踵を返して店に戻り、「買います」と言うた。言うてもた。
オットよありがと。
ハタチくらいで車の免許を取得してからずっと車は運転してるが、
バイクは初めて。
うおーキンチョーするけどワクワクしてきた!
納車は年末くらいとのこと。
キイロのカブちゃんがうちに来るのだ。
それまでに原付の交通ルール勉強しとこ。
体育さんしかりウクレレしかり家庭菜園しかりカブしかり、
五十になっても初めてのウキウキドキドキワクワクはまだまだあるのだな。
たーのしー!
すてきハンギング
大きめの病院から駅までの歩道、いつも植栽が丹精されている。
ボランティアの人たちが管理されてるようだ。
この秋は(私の知る限り)過去最高のステキが施されていた。
鳥かご型のハンギングバスケットに多肉植物を植え込んで、
さらにコトリさんまでおる!
めっちゃめちゃにかわいい~~~~
うしろが工事中でいけてないけど、
さっきのとは別のをコトリさんがよく見える角度で撮ってみた。
植えてある多肉の種類も植え方もコトリのデザインも、ひとかご毎に変えてある。
いやもうこれ家にほしい、てかこんなステキすぎるもん盗られへんの?
と思ったら、ちゃんとワイヤーで結わえてあった。だよね。
うおー自分でもやりたいが私はすぐに徒長させちゃうのよね。。
カワイイをキープできないのだ。
はああ、企画した人も手を動かした人もみんな天才!