平良菜園

平良そわかの、雑記帳、備忘録です。

たけのことわたくし

 

f:id:tairasowaka:20220409231646j:plain

 

次男君の学校は山の上にある。

送っていった帰り、いつもの野菜直売所に、筍が出てるのを発見した。

私が立ち寄ったのが9時過ぎ、で、

筍は今朝おっちゃんが掘ってきたものだそうだ。

買うよね。

 

下茹でして、まずはお浸しと筍ごはんにした。

うまい。

 

子供の頃は、筍が苦手だった。

京都府の山城地区という、筍の名産地で育ったがゆえに、

春は筍責めとなるのだ。毎年かならず。

 

近所の人、旦那寺の人、

それぞれが自分ちの竹林で筍がばんばか採れたり、

誰かから大量に貰ったりしてるので、

地域全体として常に生産(収穫)が需要を上回ってる状態になる。

 

なので、どこの家の玄関にも、毎日のように、誰かが置いてった筍があるのだ。

筍の消費は義務なのだ。

 

うちの母は料理が下手。昔から下手だった。

その母が、大量に押し寄せた筍を、さまざまに料る。

どれも美味しくない。不味いとまでは言わないが、美味しくはない。

筍って、そもそも子供が好きな味ではないよね。

どんなに新鮮でも、どんなにうまくあく抜きしても、多少のエグみはある。

(ほうれん草のシュウ酸と似た感じがする。同じかなあ。)

毎日のように口に合わない筍料理を食わされて、ほとほと嫌だった。

 

でも、大人になったら、筍が好きになった。

筍というか、季節の山菜が、そのエグみや苦みを含めて好きになった。

 

なので毎春、筍を買う。

うちの子たちでも美味しく食べられるように工夫しつつ料理する。

まずは筍ごはん、お浸し、筍入りつくねも作った。

明日は青椒肉絲だ。

 

もうしばらく楽しめそうなので、次は何にしようかな。

 

***************************************

 

One Room Music 、再開めでたい!

けど次男君の寝かしつけに手間取り、リアタイでけんかった。痛恨。

ビッケさんご出演のTOKYO MXの番組も撮ったから、あとで見よっと。