沈丁花
匂い立つよ 匂い立つよ 愛してる
という一節があったように記憶している。
実家に置いてきちゃったのでうろ憶えだけど。確認してないけど。
(そしてその場面に描かれてるのは沈丁花じゃなく金木犀じゃないかしら、
とずっと思ってたが、それはまあいい。なぜならファンだから。)
私は沈丁花が好きなのだ。「花の香り」の中で断トツ一番大好き。
なので玄関脇に植えた。
けっこう気難しいらしいがすんなり根付き、毎春すてきに香ってくれる。
満開はまだだけど、二日ほど前から開花しはじめた。
家を出入りするたびに思い切り香りを吸い込んで幸せになっている。
春であるなあ。
花粉症じゃなければもっと春を楽しめるのに。
せっかく弥生に生まれたのにちょっと悲しい。
梅や木瓜(ぼけ)、早咲きの桜が咲き始めたので、
メジロがほとんどうちに来なくなった。
さよなら、また来年あそぼう。